当社のこだわり
国産材
現在の多くの日本の家は、 そこそこ気密がよく、冷暖房も、そこそこ効果があります。
ただ、通気もそこそこの為、梅雨時にサッシ廻りが結露したり、冬、暖房機を焚いても、サッシ廻りが結露します。という事は、簡潔に言えば、壁の中はムレてしまっている状態です。その為、そのまま放っておけば、家が腐ってしまいます。
外国産の材料なら、日本の気候に適していないので、とくに顕著でしょう。
しかし、この温暖な地、静岡でも、冷暖房は欠かすことは出来ません。

ソーラーサーキットの家は、高断熱、高気密であって、通気性も良い。(壁の中がムレないので、腐る心配がない、木造住宅には最適)しかも、夏は開放的に(人がTシャツで過ごす様に)、冬は閉鎖的に(人がコートを着る様に)、全く真逆の事が出来る家。そんな、理想的な家なのです。その上、日本の気候で育った木材で、無垢材に囲まれた家なら、健康的で、快適に暮らせる、住みやすい家になるはずです。
構造材
立木に限らず、柱・梁・桁等製材された木も、生きています。調湿機能が有るという意味です。

日本には、四季があります。
ジメジメした梅雨、カラカラに乾燥した冬、全く正反対の条件の中、日本の家は建てられます。そこで、私たちは家の根幹をなす部分の構造材には、日本の気候・風土で育った、日本の木材を選択しています。

又、ウッドマイレージという観点から見れば、国内調達しますので、これも一つの、エコロジーでしょうか。
手加工
現在、日本の木造住宅 では、プレカット・ピン工法等、専用工場で加工された材料を施工現場に運搬し、組み立てられるものが、8割以上だと言われています。
しかしながら私共は、お客様の大切な家を、人まかせにせず材料を加工する段階から、職人が、一本、一本、丹誠をつくし、上棟に向けた準備をします。又、材料を吟味し、使う場所や、勝手を考えながら進めてゆきます。

一例として)
柱が、土台や梁に、緊結される部分を「ほぞ」と呼びます。この「ほぞ」は、プレカットでは通常、約6cm ですが、手加工では約12cm と倍の長さです。当然、長い方が構造物の接合は強固になるわけですが、材料の大きさや組み付け場所によっては、これ以上になります。
無垢材
フロアー
ナラ、クリ、カリン、桧等堅い木をメインに使用します。 素足で歩くと、とても良い感触です。
中には、もっとあたたかい感触を求めて杉(やわらかいので、傷が付き易いですが)を選択するお客様もいらしゃいます。
施工の手間)合板のフロアーは、巾約30cm 長さ約1m80cmで、無垢材の場合は、巾約7.5cm〜15cm、長さ約1m80cmなので施工手間が全然違います。それだけ、手が込んでいるのです。
腰壁
壁の下側部分(だいたい床から80cm 近辺まで)、板を張ることを腰壁と呼びますが、私共では、和室・洋室を、問わず腰壁を採用しています。掃除機などをかける際に壁を、傷めることもありません。又、壁の一面だけに、板を張り上げるのもオシャレです。
天井
和室の天井は当然ながら、ご要望があれば洋室も無垢材で張ります。
ドア・扉
和室の入口や、障子、襖は建具屋サンが造ります。
洋室の入口のドア・引戸、クローゼット扉は既製品を使用します。
当社では、既製品も無垢材の物を採用しています。
収納
押入・物入れ・クローゼット等の収納部分の壁には、桐板・杉板を張ります。
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